盗聴機調査の方法
女性の一人暮らしで何よりも大切なのは、やはりしっかりした防犯です。
賃貸マンションやアパートを選ぶ際には防犯対策のしっかりした物件を選ぶことが重要ですが、それと同時にチェックしておきたいのがプライバシー対策の面です。
たとえ防犯対策は万全でも、盗聴されていてプライバシーが筒抜けなのでは安心してその部屋に住むことができません。
盗聴器が仕掛けられていないか、どうか前もってしっかり確認するようにしましょう。
盗聴器が仕掛けられているかどうかの調査は引っ越し屋さんや探偵が行なっています。
ただ、調査を探偵に依頼すると数万円、時には数十万円の費用を請求されることがありますから、必ず最初に見積もりを出してもらうようにしましょう。
引っ越し屋さんであれば、引越しのサービスとして盗聴器の調査をしていることが多いので、探偵に依頼するよりもはるかに安上がりです。
盗聴器が仕掛けられている場所
盗聴器というのは仕掛けられやすい場所が決まっていますので、引っ越し屋さんや探偵はその場所を重点的に調査します。
いちばん多いのは電源の供給を受けられるコンセント周辺です。
コンセントのカバーを外してみると、裏側に盗聴器が仕掛けられていたというケースはよくあるものです。
また、テレビの裏側や室内灯、エアコンなどに仕掛けられていることもしばしばあります。
玄関の郵便受けも盗聴器が仕掛けられやすい場所のひとつです。
ひとつ注意しておきたいのは、せっかく引っ越し先の盗聴器調査を行っても、引っ越しの直前に盗聴器が仕掛けられていると何の解決にもならないということです。
ですから盗聴器を隠す可能性の高いエアコンやテレビに関しては、引っ越し先の調査とは関係なく盗聴器が仕掛けられていないかどうか確認しておくことをおすすめします。
盗聴器を見つけた場合には
調査をしていて盗聴器が見つかった場合には、ただ単に撤去しただけでは問題の解決になりません。
盗聴器を仕掛けた人は何かの目的があってやったわけですから、撤去しても根本的な問題の解決にはならないのです。
盗聴器が発見されたら、なるべく慌てず、速やかに警察に通報しましょう。
盗聴器を見つけた時点で騒いでしまうと、焦った犯人がなんらかの極端な行動に出る危険がありますので、パニックに陥らずに冷静に警察に届けましょう。
ちなみに盗聴器の取り外しは、素人では簡単に行うことはできません。
AI・DD第三種電気通信設備工事担任者または二種電気工事士といった資格のある人に撤去を依頼する必要があります。
しっかりチェックを行い、盗聴器が仕掛けられていないと確実に分かれば、安心して健やかに新居で生活することができるでしょう。