自力で引っ越しをするメリットとデメリット
大学を無事卒業し、希望先への就職も決まり、晴れて一人暮らしをする段階になると、引っ越しという難関が待っています。
日常的に使う家具や家電、寝具、衣類などをこれから住む部屋まで移動しなければならないわけですが、引っ越し費用が意外と高いのにびっくりした人も多いのではないでしょうか。
移動する距離や荷物がどれぐらい多いか、また、引っ越しの場所にエレベーターがあるかどうかなどで引っ越し費用はかなり違ってきますが、それでも40,000〜50,000円はかかるケースがほとんどです。
引越し業者に依頼してしまえば、ダンボールの他にガムテープなど梱包に必要な素材は無償で提供されることが多いですし、割高になってもかまわないのであれば梱包自体も依頼することができます。
ただ、こうなると最低でも100,000円程度の引っ越し費用が必要になります。
費用を少しでも安く抑えたいのであれば、自力で引っ越しすることも不可能ではありません。
自力で引っ越しをする場合には、小さい品物は自家用車に積んで運ぶこともできます。
家具や家電などの大きなものはトラックを予約して運ばなければならないのでかなり面倒です。
大きなものは自分一人では運べないので、誰か手伝ってくれる人員を手配する必要も出てきます。
ひとつひとつのポイントを押さえながらやっていけばそれほど難しいことではありませんが、何週間もかけて綿密にプランを練らないとうまくいかないかもしれません。
さらに自力で引っ越しをする際の最大のデメリットは、万が一壁などに傷をつけても保証がないということです。
引っ越しの時は「養生」と言ってエレベーターの壁に傷をつけないように内部をプラスチックなどで覆うことが多いのですが、こういったこともすべて自分で行わなければなりません。
その辺りを納得して手配することができれば、自力で引っ越しをした際の成功体験は一生ものの思い出になるかもしれません。
引っ越しをするための準備
自力での引っ越しが決まったら、まずダンボールやガムテープ、マジックテープなどの準備をします。
段ボールはスーパーマーケットなどで使用を終えた丈夫なものを無料でもらえたりするので、時間をかけて準備するようにしましょう。
引っ越しの流れ
引っ越しに関しては、何よりも先に日取りを決めることが大切です。
トラックの予約や人員の手配は日取りに従って進めていきます。
水道や電気ガスなどに関しては引っ越しした当日から使えるように、前もって担当のオフィスに連絡しておくことをおすすめします。
土日だと公共の機関が閉まっているので、できれば平日に引っ越しの計画を立てるのがおすすめです。