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引っ越しが近づくと憂鬱になる引越しブルーとは

引っ越しブルーとは?

別名引っ越しうつとも呼ばれている「引っ越しブルー」は、引っ越し前後になるとなんだか憂鬱な気分になったり、強いストレスを感じることの総称です。
引っ越しの準備で身体的に疲れているだけではなく、楽しみだった新生活も不安に感じるなど心身ともに疲れてしまい気持ちが不安定になるのが特徴です。
自分は大丈夫と思っていても、予想外に症状が襲うこともあるので要注意です。

引っ越しブルーになってしまうのには、大きく分けて3つの原因があります。
まず、慣れ親しんだ場所や部屋を離れなければならないということで、やはり家というのは特別な場所で心からリラックスできる場所です。
仕事や学校で疲れて帰ってきた後、慣れ親しんできたリラックスできる空間を離れるというのはかなりストレスになり、気持ちがついていかないことがあります。

さらに、新しい場所での新たな生活に感じる不安もあなどれません。
誰でも新しい環境は不安になるものですが、引っ越しブルーになるとその不安がコントロールできなくなってしまうんです。
気持ちの面で特にトラブルがないという場合でも、引っ越しに伴う片付けや荷造りが原因となって引っ越しブルーになってしまうという人は少なくありません。
引っ越し前後は家の中も散らかっていることが多く、なかなか落ち着けないので心身ともに疲れてしまうでしょう。

引っ越しブルーの症状

引っ越しブルーになると、すぐにイライラする気分が落ち込むといった症状を感じます。
仕事や勉強に集中できなくなったり、モチベーションが下がる、熟睡できない、食欲の低下、何をやっても楽しくないなど、うつ病と似た症状が起きます。
こういった気持ちの変化以外にも、手足の冷えや発汗、動悸、息切れなどの身体的な症状が起こることもあります。
特に几帳面で完璧主義、真面目な性格の方ほど、引っ越しブルーになりやすいと言われています。

引っ越しブルーの対処法

引越しブルーにならないためには、できるだけ時間にゆとりを持って引っ越しの準備をしましょう。
時間が無くなってしまうと気持ちも焦るため、時間的な余裕をもって引っ越し計画を立てるのがおすすめです。
新しい環境で、できるだけ早く知り合いを作ることも大切です。
慣れない場所で一人ぼっちで暮らしていると、引っ越しブルーが悪化してしまいます。

誰でも不安に感じるものですが、新しい環境にできるだけ早く馴染めるよう、事前に知り合いを作っておくこともおすすめです。
困った時に相談できる相手が近くにいるだけで、ぐんと安心感が増します。
お部屋のレイアウトを考えることも、引っ越しブルーへの対処法として有効です。
完成したお部屋を想像するだけで、楽しい気持ちになるものです。