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アパート

失敗したくない!間取りを決めるときに必ずチェックしておきたいこと

住んでみてわかる間取りの良し悪し

賃貸住宅選びで悩ましいのが間取りへの満足度です。
自分で設計に意見することができる戸建て住宅と異なり、他人所有の物件を借り入れて生活する賃貸住宅においては、自分で間取りを勝手に変更することができません。

便利な賃貸物件検索サイトですが、同じ1DK物件であっても広さや設備の位置、日当たりなどを掲載内容だけで把握するのは困難です。

その物件の良し悪しを判断するには実際にそこに足を運ぶのが一番ですが、気になる物件全てを丁寧に回るのは難しいので、あらかじめ数件に絞り込んでおき、その中から細い設備状況をチェックしていくということになります。

一見わかりにくいように思える間取り図ですが、読み方がわかってくるとかなりのことが理解できるようになります。

まず基本的な間取り用語ですが「LDK」は「リビング・ダイニング・キッチン」のことです。
例えば1LDKと2DKでは2部屋ある2DKの方が広いように感じますが、実際には1LDKの方が広く作られているということもよくあります。

1LDKというのは、1部屋の居室と1つのリビングダイニングがある部屋ということです。
2DKというのは2部屋の居室とダイニングキッチンがあるということなので、部屋は2つありますがキッチン部分が狭くなってしまいます。

2Kになると、2つの居室とキッチン部分のみということになるので、広さとしてはかなり狭くなってしまうでしょう。

間取りを見る時には全体の配置図とともに、床面積にも注目をしてみると、実際に入ったときの広さを比較することができます。

便利そうな新しい間取りにも注意が必要

ここ最近はリノベーションブームとなっていることから、従来までの間取り分類と異なる個性的な物件が登場しています。

最近の物件でよく見かける間取り用語としては、「DEN(デン:部屋の一角や階段の踊場にある小規模なスペース)」や「UB(ユニットバス:成形された浴槽を組み立てた浴室)」「WIC(ウォークインクローゼット:人が入れる広い収納)」などがあります。

これらはきっちりと決まった形があるわけでなく、その物件によりかなり様子が異なってきます。
珍しい間取り物件は写真もよく掲載されていますが、実際に行ってみないと分からないと思った方がよいでしょう。

それと近年の流行として、既存住宅の壁や柱を取り払った広い部屋作りがあります。
広いスペースの部屋は開放的でよいのですが、反面で料理などの臭いが部屋全体に充満しやすくなってしまうなどの不都合が発生してしまいます。

複数人で生活をする場合のプライバシーの問題もあるので、広さとともに居室の間仕切りやドアの様子も注意してチェックしてください。