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焦らずゆっくり探しましょう!秋に引っ越しをするメリットとデメリット

シーズンオフの引っ越しをするメリット

引っ越しは年間を通して平均的に行われるわけではなく、特定の時期にのみ集中するという特長があります。

年間を通して最も引っ越しが集中するのは3~4月上旬くらいまでで、5月に入ると急に閑散期になります。

他にも学生の夏休みや冬休みのような長期休暇中にも引っ越しされる世帯が多いと言われています。

この繁忙期と閑散期の格差があまりにも大きいことから、引越し業者の多くは年間を通じて料金設定にかなりの差をつけています。

業者により若干の違いはあるものの大手引越し業者の料金を比較してみると、最も高い3月月末の料金と、最も安い11月中旬の料金では約2倍の差がついていたりします。

繁忙期の引っ越しはかなり早めに予約を入れておかないと希望の日程や時間に行うことができなかったりするので、もし引っ越し時期を自由に選べるのであれば、できるだけ閑散期を狙った方がお得で便利と言えるでしょう。

なお同じ月の中でも月末近くの週末ほど人気が高く、初旬~中旬の月前半の平日になるほど予約しやすくなります。

年間を通じて最も安いとされるのは11月で、全体的に秋口~冬にかけての時期はどの引越し業者も料金を安く設定しているようです。

涼しい時期の引っ越しは作業もしやすい

引越し業者の閑散期である9月下旬~11月に引っ越しをするメリットは、先に説明をしたように「引越し料金が安い」ことと「スケジュールが組みやすい」ということです。

この時期は残暑も和らぎ過ごしやすい気温であるとともに、気候が安定していて晴れになりやすいというメリットもあります。

引っ越しは業者に依頼するとはいえかなりの肉体労働になりますし、大掃除をしながらの作業になるので窓を開けたままでのびのびと仕事ができるのはとても楽です。

また不動産業界も秋口はなかなか物件が動かない閑散期となっているので、賃貸物件を探す時の内覧のスケジュールも組みやすく、ゆっくりと物件探しをすることができます。

さらに学生街ではだいたい10月頃に物件を完成させて春に向けて入居者を探すという方法もよくとられているので、早めによい新築物件を押さえることもできるでしょう。

その一方で閑散期ならではのデメリットもあります。
不動産物件では他に動いている物件が少ないことから、秋口まで残っているのはなかなか入居者が集まらない不人気物件が多いということがあるのです。

引越し業者においても、閑散期であることがあらかじめわかっているので人員を減らしており、かえって予約が取りづらいという事態も発生します。

どうせ閑散期だからのんびりしていても大丈夫だろうと思っていると意外に業者探しに苦戦をしたりするので、早めに動くことがおすすめです。