EDと生活習慣病の関係性
生活習慣病というと、糖尿病や高血圧などが挙げられますが、心筋梗塞なども最近では増えている生活習慣病のひとつです。
生活習慣病にかかりやすいのは30代後半や40代くらいからだろうと考えている方は注意が必要で、近年は若い世代の生活習慣病患者が増えてきており、生活習慣病は中年だけが患う病気ではなくなってきています。
例えば、仕事の影響でうつ病になった20代の男性が、引きこもってしまって運動不足から糖尿病や高血圧を発症することは少なくありませんし、EDの症状も若い男性に多く見られています。
独身の場合にはそれほど大したものではないと思いがちですが、もし結婚して家庭を築きたいと考えているのであれば、早急に対応するべきです。
ここでは、具体的にどういったものが原因でEDになってしまうのかという点を説明します。
まず、EDは「心因性ED」「器質性ED」「混合性ED」「薬剤性ED」など複数のタイプに分かれます。
参考サイト:EDの分類と要因について【浜松町第一クリニック】
中でも「器質性ED」というのが、先程述べた生活習慣病と関わりのある要因で、動脈硬化などにより血液が全身に十分行き渡らなくなると、男性器の血流に影響が出てEDとなってしまうのです。
それだけではなく、動脈硬化は放置しておくと心筋梗塞や脳梗塞など、最悪死に至ってしまう症状を引き起こしかねません。
他にも、日々の仕事などのストレスが原因の「心因性ED」、服用している薬物によって引き起こす「薬剤性ED」など、EDを引き起こす要因は生活習慣病以外にも様々です。
しかし、男性の多くはこれらの要因になりやすい傾向があるため、日頃から注意が必要です。
具体的な対策
一番最初に考えなければいけないことは、不規則な生活習慣を正すところからです。
世の中が便利になったおかげで、衣食住も充実し、忙しいとどうしてもコンビニ弁当やお惣菜などで賄おうとする癖が発生します。
独身世代なら尚更で、仕事で夜遅くまで残っていたりすると、さすがに帰ってから自炊するのは面倒だし・・・と、バランスの良い食事よりもその場しのぎの食事を優先しがち。
そうなってくるとその場しのぎにはなるけれど、長い目で自分の健康管理に目を向けたときに今まで蓄積された食生活の影響が出てくるのです。
なるべく今のうちから自炊を心がけること、バランスの良い食事を摂るようにすることは徹底しましょう。
また、あまり無理はしすぎず十分に質の良い睡眠を取ることでストレスも軽減することができます。
まずは生活習慣病を改善し、そのあとにEDという症状を改善できるようなステップを考えられるのが理想ですね。