洗濯干しばかりじゃない!つっぱり棒の応用方法
壁に穴を開けることができない賃貸住宅や、スペースが限られる集合住宅で重宝をするのがつっぱり棒です。
つっぱり棒は主に壁を横断させる形で使用をするもので、室内での洗濯物干しでは大活躍をします。
ですがつっぱり棒はそうした実用面だけでなく、ちょっとしたインテリアにもかなり便利に使用することが可能です。
まずつっぱり棒の代表的な使用方法として玄関の目隠しがあります。
集合住宅の玄関は一般的に1.5~2mくらいの広さで作られており、その奥には廊下が続く間取りとなっているものです。
このときそのまま室内を使用していると、来客があったときに室内が廊下を通して丸見えになってしまいます。
そこでつっぱり棒を使って玄関先入ってすぐのところにのれん式のカーテンをつけておくと、外から丸見えになることがなくプライバシーを守ることができます。
廊下だけでなく台所の入り口など、それぞれの室内にちょっとカーテンをつけておくだけでかなり室内の雰囲気がよくなるでしょう。
また、台所やバスルームの脱衣所など何かと小物がごちゃごちゃしがちな場所では、つっぱり棒を収納の前に設置しておき、布を下げておくと生活用品が丸見えにならず、落ち着いた雰囲気になります。
おすすめなのが、カラーボックスの内側に小型のつっぱり棒を使うという方法です。
これをすることでいちいち引き出しをあけるようなことがなく、中身を自然に目隠しすることが可能です。
アイディア次第で収納の幅も広がります
つっぱり棒を使ったもうひと工夫のアイディアとして、「縦置き」があります。
カラーボックスや食器棚では、小型のつっぱり棒を使うことで左右だけでなく、上下にもいくつかポールを設置可能です。
縦に何本かポールを設置することで、平皿を縦置きにして収納することができるという大きなメリットがあります。
お皿を収納する時にはどうしても重ねて置いてしまいますので、下のものを取る時にわざわざ上の何枚かをどけないといけません。
このとき縦にポールをつけておけば、どこに何が収納されているかをすぐ見つけることができ、すっきりと食器をまとめることができるのです。
平皿以外にも何かと邪魔になりがちなまな板や、オーブン用の耐熱皿なども同じように保管できるので、どこにしまったかを見失うこともなくなります。
またよくある家具の隙間も、つっぱり棒を使うことで収納スペースにすることが可能です。
台所や玄関にある家具と家具の間の数十センチの隙間につっぱり棒を通しておくことで、傘や靴を置くスペースにすることができます。
つっぱり棒は大小さまざまなサイズがありますが、安いものなら数百円からまとめ買いをすることができるでしょう。