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クローゼット

収納を楽しく!衣替えしやすいクローゼットへの収納方法について

クローゼット収納を極める

住宅内でも整理に苦労するのがクローゼットですが、同じ広さであっても工夫次第でかなりの量を収納することができます。

この収納のコツはつかむまでが難しいこともあり、特定非営利活動法人ハウスキーピング協会では「整理収納アドバイザー」という資格制度を設けています。

「整理収納アドバイザー」とは、単にクローゼットなどの収納にものを収めるだけでなく、その後の生活の利便性を考えた収納ができる技術を身につけるための資格制度です。

公式テキストや問題を体験できるアプリがリリースされているので、もし収納が苦手でよく失敗してしまっているという人は一度そちらの勉強をしてみるのもよいと思います。

そんな整理収納ですが、最大のコツは「デッドスペースを作らない」ことと「どこに何が入っているか一目でわかるようにする」ということです。

よくある収納の間違いとして、とにかくたくさんの品物を収納してしまおうとしてぎゅうぎゅうに詰め込み過ぎてしまうことがあります。

そのためいざ必要になったときに奥まで荷物を掘り起こさないといけなくなり、そのために前以上にごちゃごちゃが起こってしまうのです。

これを「収納のリバウンド」と言い、ダイエット同様に前よりもむしろ悪くなったという状況を作り出してしまいます。

デッドスペースを作らないための収納器具

収納でデッドスペースを作らないというのは、開いている隙間にものを詰め込むという意味ではありません。

わかりやすく言うと、例えば上下二段の収納の場合、下から荷物を積んでいくとどうしても天井近くに隙間ができてしまいます。

この「積み重ね式」の収納こそが部屋の散らかりの大きな原因となるもので、一番下や奥に入れてしまった品物が行方不明になったり、取り出すためにごちゃごちゃになってしまったりします。

そこでおすすめなのが天井から吊り下げ式のフック棚や、押入れに入れられるハンガーフックの利用です。

ハンガーはクローゼットタイプの収納の場合最初からついていることもよくありますが、足元までの長さの洋服は冬用コートなど少ない種類に限定されます。

そのためシャツやスカートをハンガーに下げてしまうと、下半分がデッドスペースになってしまうのです。

そこで車輪付きの背の低いハンガーを購入することで、上下二段にハンガースペースを作ることができます。

押入れの中に衣類を入れる場合はできるだけ直接入れるのは避けて、必ずプラスチックケースもしくはボックスの中に入れるようにしましょう。

最近は中身の見える便利なプラスチックケースが多く販売されているので、大きさに応じて追加していくようにすることで、デッドスペースのない効率的な収納にすることが可能です。