キャットタワーは自作できる
猫ちゃんを飼っている人にとって、猫がのびのびと遊べるスペースを確保してあげることは非常に大切です。
一軒家で庭があり、猫が思う存分駆け回れるスペースがあるという人は少ないので、どうしてもマンションやアパートの限られた間取りの中で工夫をしなければなりません。
キャットタワーはスペースをあまり取らず、しかも猫が上下に移動して遊ぶことができるので狭い家に住んでいる人には重宝できるアイテムです。
このキャットタワー、いろいろな構造と素材のものが市販されていますが、自分で作ってしまうこともできます。
100均ショップで材料を揃えればリーズナブルな予算でキャットタワーを作ることができますから、是非試してみてください。
キャットタワーを作るのに必要な材料
キャットタワーを自作するには、100均ショップで売られているクラフトラックを活用するのがいちばん簡単です。
何階建てのキャットタワーを作りたいのか、あらかじめ大まかなデザインを決めてから材料を買いに行きましょう。
まず、クラフトラックは必要な個数だけ購入します。
クラフトラックには天板もありますので、これも数を決めて入手します。
猫はクッションも大好きなので、クラフトラックに取り付けるクッションも何個か用意します。
この他にハサミやカッター、千枚通しなどが道具として必要になります。
キャットタワーの作り方
必要なアイテムを買ってきたら、いよいよ手作り開始です。
まずはクラフトラックを組み立てます。
1段と2段を組み合わせた構造であれば、立方体を3つ作らなくてはなりません。
紙管やL字クランプ、T字クランプを使って慌てずに確実に組み立てていきます。1段+2段のデザインなら紙管が36本とT字クランプが4個、そしてL字クランプは8個必要です。
いちばん上の天板にはクッションを取り付けると猫ちゃんの最適の居場所になりますが、クッションずれないように天板とクッションに千枚通しを使って穴を開けて、結束バンドでつないでおけば万全です。
クラフトラックはそのままでは味気ないので、シールなどを使って適当にデコレーションすると楽しくなります。
猫のステッカーをペタペタと貼り付ければいかにもの雰囲気になります。
この他、毛糸玉を天板からぶらさげてパンチボールにしても動きがあっていいものです。
毛糸玉は猫の好きな色(ブルー・黄色・グリーン)のいずれかから選ぶといいでしょう。
毛糸玉はそのままにしておくとすぐに解けてしまうので、結束バンドを使ってきっちりと締めておきます。
毛糸の太さは並太程度がおすすめです。
安全性に注意
キャットタワーを自作する際、一番気を付けないといけないのは「猫の体重に耐えられるか」という点です。
耐久性のないものを作ってしまうと事故が発生しやすいですし、その被害を一番受けやすいのは他でもない猫です。
猫のためにも、安全性に気を付けて自作しましょう。