スマホ代の平均利用額
水道やガス・電気代などと合わせて、毎月支払いが欠かせないのがスマホ代です。
スマホ代は、総務省が発表した「令和3年版情報通信白書」によれば、年間支出額が104,192円(税込114,611円)となっています。
つまり、毎月に換算すると約9,551円をスマホのために払っていることになります。
スマホ代が家計の中で占める割合いは大きく、「家計調査年報」によると、2014年と比較して2020年はなんとスマホ代が約18,000円も増加しています。
大きな出費を伴うスマホですが、スマホなしで生活するのは不便ですし、現代生活においては固定電話だけを使用するのは現実的ではありません。
ですから、スマホ代を賢く節約することが大切になってきます。
スマホの節約術
スマホ代を節約するためには、まず現在契約しているキャリアの料金を見直してみる必要があります。
大手キャリアは料金が高い傾向にあり、なかなかスマホ代を節約することができません。
ですから、大手キャリアから格安SIMを提供している「MVNO」に乗り換えることで毎月のスマホ代を節約することができます。
MVNOというのは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している事業者のことで、低価格でスマホによるインターネット接続ができます。
とはいっても、現在契約している大手キャリアの料金プランに縛りがある場合には、即座にMVNOに乗り換えると余分なお金がかかってしまいます。
ですから、すぐに他社のプランに乗り換えられない場合には、現在契約しているキャリアの基本プランを見直してみることをおすすめします。
スマホのプランは毎年変わっていますので、見直しすることによって料金を大幅に節約することが可能です。
その際、各社が行っている乗り換えキャンペーンを利用するのも、いいアイディアです。
これに加えて、現在加入しているオプションについても見直しが必要でしょう。
まったく使わないオプションなのに毎月500円払っているというような場合には、オプションを解約することによって年間で6,000円の節約をすることができます。
さらに通話をする際には無料通話アプリを利用することで、スマホ代を大幅に節約できることがあります。
LINEやSkypeなどを上手に活用すれば無料で通話ができますし、キャリアの中には自社専用の無料通話アプリを用意しているところもあります。
もうひとつ見逃せないのが、インターネット接続です。
スマホでのインターネット接続では、できるだけWi-Fiを活用するようにすればスマホ代が安くなる可能性があります。
自宅にWi-Fiがある人は、スマホのインターネット接続ではなく、できるだけWi-Fiを活用するようにしましょう。