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逆に損する節約術とは

エアコンのスイッチをこまめに切る

電気代や水道代、電話代、食費など、ひとり暮らしとはいっても毎月かかる費用は決して少なくありません。
そこで大切になってくるのが節約ですが、自分では節約しているつもりでも実際にはかえって逆効果になってしまっていることもあります。

たとえばエアコンのスイッチをこまめに切ることで電気代を節約していると思い込んでいる人がいます。
確かに照明やテレビなどは使わない時はスイッチをOFFにしておくことによって電力を節約することができます。

ところが、エアコンはこれとは逆なのです。
エアコンというのはスイッチを入れた起動時に電力をたくさん消費します。
ですから、こまめにつけたり消したりするよりもつけっぱなしにしておいた方が逆に電力の消費が少なくなるのです。

30分や1時間程度の外出であれば、スイッチをOFFにするよりも省エネモードや自動モードにしておいたほうが電気代を節約できます。
何となくエアコンは電力をたくさん消費するイメージがあるかもしれませんが、赤外線ヒーターや電気ストーブと比べると安上がりになることもあるのです。

安いからといってまとめ買いをしてしまう

節約したつもりで逆に浪費してしまうパターンのひとつが、「安いものをまとめ買いする」というものです。
特に洗剤やサプリメントに関してはまとめ買いをしてしまって、使わずにそのまましまいこんであるという経験をした人は多いはずです。

一人暮らしでは洗剤をそれほど使わないはずなのに、大量に買い込んでしまって収納するスペースもないというのでは何のために買ったのかわかりません。
例えば、同じ品物が3個で1,000円、2個で900円だった場合、3個で1,000円の方が明らかに安いのですが、2個しか使わず残りの1個は捨てざるを得なくなった場合には「100円の損」になります。

何かを安売りしていたらすぐに飛びつかずに、自分が消費できる量なのかどうかをよく考えてみるようにしましょう。
そうしないと、結局使わない分が高くつくことになってしまいます。

割引セールで長蛇の列に並ぶ

割引セールで長蛇の列ができているところに並ぶのも、一度考えてからにしましょう。

例えばそれが、列に並んで買えば10円ほどお得になるセールだったとします。
品物をgetするのに30分間列に並ばなければならなかったとすると、わずか10円のために30分を費やしたことになります。
こうなると、割引セールが本当の意味でお得なのかどうかちょっと疑問になりますね。

「時は金なり」というように、時間というのは非常に貴重なものですから、その時間を失ってでも得があるかどうかはよく考える必要があります。