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積み上げたコインと双葉

経済圏をまとめてポイント獲得!ポイ活の基本戦略

自分にぴったりの経済圏を見つけて、カードをひとつにまとめよう

ポイ活と聞くと、毎日コツコツとアンケートに答えたり、レシートを撮影したりといった地道な作業をイメージする方が多いかもしれません。しかし、効率よく、かつ大きな労力をかけずにポイントを貯める方法は、自分が普段利用するサービスを特定の経済圏に集約することです。

経済圏とは、楽天やPayPay、ドコモ、auといった通信キャリアやECサイトを中心としたサービス群のことを指します。これらは、電気、ガス、インターネット回線、銀行、証券、そして日々の買い物まで、生活に必要なあらゆるインフラを提供しています。これらをバラバラの会社で契約するのではなく、一つのグループに統一することで、ポイントの還元率が飛躍的に向上する仕組みになっています。

まず行うべきは、自分のライフスタイルに合った経済圏を一つ決めることです。判断基準としてわかりやすいのが、現在使用しているスマートフォンのキャリアです。例えば、楽天モバイルユーザーなら楽天経済圏、ソフトバンクやワイモバイルユーザーならPayPay経済圏を選ぶのが自然な流れです。キャリアと紐付いたECサイトでの買い物は、基本還元率が優遇されることが多く、特別なエントリーをしなくてもポイント還元を受けられます。経済圏を決めたら、そのグループが発行するクレジットカードを作成し、家賃や光熱費、サブスクリプション代金などの固定費支払いをすべてそのカードに集約させます。これだけで、毎月意識せずとも数百から数千ポイントが自動的に貯まる仕組みができます。

ポイント還元率をアップさせるコツ

経済圏を定めてメインカードを作ったら、日々の買い物におけるポイント還元率を、効率よくアップさせるための決済ルートを整えましょう。ここで重要になるのが、クレジットカード単体で支払うのではなく、スマホ決済アプリとクレジットカードを紐付けて利用するテクニックです。多くの経済圏では、自社カードから自社の決済アプリ(楽天ペイやPayPayなど)にチャージして支払う、あるいはアプリにカードを登録して支払うことで、ポイント還元率が上乗せされる仕組みを採用しています。

さらに、実店舗での買い物ではポイントの二重取りを意識することが大切です。これは、「ポイントカードの提示」と「キャッシュレス決済」を組み合わせる方法です。例えば、共通ポイント加盟店で買い物をする際、まずポイントカードを提示してポイントを受け取ります。その上で、指定のキャッシュレス決済を行って決済ポイントを受け取ります。これにより、一度の買い物でポイントを二重に獲得できます。店舗によっては、独自のアプリクーポンを提示することでさらに割引やポイント付与が受けられる場合もあります。

ただし、毎回レジ前で複数のアプリを立ち上げるのが面倒だと感じる場合は、経済圏で行われているキャンペーンやイベント日を狙うだけでも十分な効果があります。「5のつく日」や「お買い物マラソン」といったポイントアップ期間に日用品や消耗品のまとめ買いを行う習慣をつけるだけで、通常時の数倍のスピードでポイントが貯まっていきます。重要なのは、必要なものを必要なタイミングで買う際に、得をするルートを通ることです。

貯まったポイントを運用して増やしてみよう

ポイ活で貯まったポイントの使い道として、以前は「ポイントで支払いをして現金を節約する」という方法が主流でした。もちろん、日々の支払いに充当して出費を抑えるのも賢い選択ですが、近年注目されているのがポイント運用やポイント投資です。これは、貯まったポイントを現金化することなく、そのまま株式や投資信託の運用に回すことができるサービスです。各経済圏では、証券口座を開設していなくてもアプリ上で手軽に疑似運用体験ができるサービスや、実際に証券口座を通して金融商品を購入できるサービスを提供しています。

ポイント運用のメリットは、現金を使わずに投資ができるため、精神的なハードルが低いことです。「投資には興味があるけれど、損をするのが怖くて現金を入れる勇気がない」という方でも、元手がおまけでもらったポイントであれば、仮に値下がりしたとしてもダメージは限定的です。逆に、運用がうまくいけばポイントが増え、将来的に現金として引き出したり、より大きな買い物に使ったりすることが可能になります。また、少額のポイントから積立投資ができる設定にしておけば、毎月自動的にポイントが投資に回され、長期的な資産形成の一助となります。

消費してしまえばそこで終わりですが、投資に回せば将来的に増える可能性があります。節約のために貯めたポイントを、さらなる豊かさを生むための資産のタネとして活用する。これこそが、現代における進化したポイ活のスタイルであり、将来の家計を守るための有効な手段となるでしょう。