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引っ越し準備

手持ちバッグに入れるべき必需品リスト

トイレやお風呂で焦らないための衛生用品とケアグッズ

引越し当日は、朝から旧居での搬出作業に追われ、移動を経て新居での搬入作業と、想像以上にハードな一日になります。汗だくになって新居に到着し、ようやくひと息つこうとしたタイミングで、「あれがない、これがない」と慌てることは避けたいものです。特に生理的な現象に関わる衛生用品は、ダンボールに梱包してしまうと、いざという時に見つけ出すのが困難になります。

その代表格がトイレットペーパーです。意外と見落としがちなのですが、賃貸物件のトイレにはトイレットペーパーが備え付けられていないことがほとんどです。入居してすぐにトイレに行きたくなった際、手元に紙がないという絶望的な状況を防ぐためにも、必ず手持ちのバッグに一つ入れておくようにしましょう。

また、手洗いや洗顔に必要なタオル類も、すぐに取り出せる場所に確保しておく必要があります。引越しの作業中は家具やダンボールのホコリに触れる機会が多く、頻繁に手を洗いたくなるものです。そのたびにダンボールを開封してタオルを探すのは大きなストレスになります。フェイスタオルを2、3枚と、ハンドソープもセットにして持ち歩くと便利です。またウェットティッシュは、新居のちょっとした汚れを拭き取るのにも使えるため、多めに持っておくと重宝します。

そして、一日の疲れを癒やすバスタイムの準備も忘れてはいけません。引越し当日の夜は、荷解きが完全に終わっていない状態で迎えることが多くなります。シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォームといったお風呂セット一式はすぐに使えるよう、旅行用のトラベルセットを活用するか、普段使っているものをジップロックなどの密閉できる袋に入れて、手持ちバッグに入れておきましょう。同様に、歯ブラシと歯磨き粉も必須です。洗面用具一式は「旅行に行くつもり」でまとめておくのがおすすめです。女性の方は、クレンジングや化粧水などのスキンケア用品も忘れずにセットにしておきましょう。

連絡手段とプライバシーを死守!充電セットとカーテン

新居の鍵を受け取り、初めて部屋に入った瞬間から確保しなければならないのが、スマートフォンを中心とした通信・充電環境です。当日は引越し業者との細かい連絡調整、新居へのルート案内、近隣のコンビニやホームセンターの検索、さらには電気やガスの開通手続きの確認など、普段の何倍もスマホを駆使することになります。

もしバッテリーが切れてしまえば、業者と連絡が取れずに搬入が遅れたり、必要な情報が調べられずに立ち往生したりと、作業全体がストップしてしまう恐れがあります。そのため、充電ケーブルとACアダプターを手持ちバッグに入れておくことは基本中の基本です。また移動中や、新居でまだ荷物が散乱している状態でも充電できるよう、モバイルバッテリーをフル充電の状態で持参することを強くおすすめします。

そして、意外と盲点なのが電源タップです。新居のコンセント位置が家具のレイアウトと合わず、使いにくい場所にあることも珍しくありません。長めの電源タップが一本あれば、枕元や作業スペースの手元でスマホを充電でき、当日のストレスを大幅に軽減できます。

また、スマホと同じくらい優先度が高いのがカーテンです。日中の明るいうちは気にならなくても、日が暮れて夜になった瞬間、照明をつけた室内の様子は外から丸見えになってしまいます。特に女性の一人暮らしや低層階の部屋では、防犯上のリスクが跳ね上がりますし、「誰かに見られているかもしれない」という不安感で、新生活の初日からリラックスすることができません。

荷解き作業と手続きをスムーズに進めるための文具と貴重品

新居に荷物が運び込まれた後、すぐに始まるのがダンボールの開梱作業です。この時にカッターやハサミが手元にないという状況は、意外なほどよく起こるトラブルです。ガムテープで厳重に封印されたダンボールを素手で開けていくのは、作業効率が著しく低下します。これらは刃物ですので、そのままバッグに入れるのではなく、ケースに入れるなどして安全に持ち運びましょう。また、油性ペンも一本持っておくと便利です。ゴミ袋に燃えるゴミと書いたり、収納ケースに中身をメモしたりと、整理整頓の場面で役立ちます。

ゴミ袋もまた、引越し当日から大量に消費するアイテムです。荷解きをすれば、緩衝材として使った新聞紙やプチプチなど、あっという間にゴミの山ができます。地域の指定ゴミ袋が必要な場合は、事前に購入場所を調べておくか、近所のスーパーやコンビニで真っ先に購入する必要がありますが、とりあえずの分として45リットル程度の大きなゴミ袋を数枚、小さく折りたたんでバッグに忍ばせておきましょう。ゴミをすぐにまとめられる環境を作っておくことは、部屋を早く片付けるための第一歩です。

最後に、忘れてはいけないのが貴重品と重要書類の管理です。現金、通帳、印鑑、身分証明書はもちろんのこと、新居の賃貸借契約書や重要事項説明書、引越し業者との契約書類、電気・ガス・水道の開通に関する書類などは、すべてひとまとめにしてクリアファイルやケースに入れ、常に肌身離さず持ち歩くようにしてください。引越しの混乱に乗じて貴重品が紛失するケースはゼロではありませんし、ガスの開栓立ち会いや不動産会社とのやり取りで、急に印鑑や書類が必要になる場面も多々あります。「どのダンボールに入れたっけ?」と焦ることのないよう、これらは荷物ではなく自分の装備品として扱う意識が大切です。